採用情報

2020-10-15

「団地の将来につながる仕事。悩みながらも最善を尽くす。」  松井 陽子


賃貸事業部若葉台創生課 平成11年入社

Q1:神奈川県住宅供給公社を就職先として選んだ理由を教えてください。

大学で都市計画を専攻し、たまたま公社の40年史「公社住宅の軌跡と戦後の住宅政策」を読む機会がありました。開発当時の理念や葛藤が事細かに記録され、中でも「こういう折衝があり残念ながら力及ばなかった」「この開発ではどうしても出来ず、今から思い出しても悔しい」など、当時の熱量を感じる文章が印象的でした。入社後、年史をまとめた外部ライターではなく実際に担当した公社職員が書いた文章と知りましたが、マイナスともとれる内容も包み隠さず残そうとする姿勢に感銘をうけました。公社が開発した大規模団地で生まれ育ったこともあり、自分も魅力的な団地や豊かな住環境を創り、維持更新する仕事に全力で取り組みたいと思いました。

「今の仕事が団地の将来につながる」と感じられると語る

Q2:今までのお仕事と現在の若葉台創生課ではどのような業務を担当していますか。

入社して2年間は経営企画にいました。ちょうど創立50周年だったので年史の編さんやイベントを担当しました。その後、賃貸住宅の建替え事業をする部署で14年間勤務した後、設計監理部署で耐震改修工事など技術系の仕事を担当しました。築年数が古い団地は大規模修繕や設備更新、内装更新、改修工事をすることで団地の魅力を維持し、向上することができます。若葉台には前の部署にいたときから賃貸住宅棟の耐震改修や維持修繕工事で関わっています。現在の若葉台創生課では、団地のハード面にソフト面が加わり、住民の方や管理会社(若葉台まちづくりセンター)と共に団地再生事業に取り組んでいます。
若葉台は緑豊かな大規模団地ですが、築40年を越え高齢化・少子化が進んでいます。そこで公社が所有する賃貸施設・住宅・土地等を活用して、交流拠点運営、子育て世代向け情報発信、高齢者の団地内住替えの拠点づくりなど、様々な団地創生の取組みを業務として行っています。

Q3: 団地再生事業にやり甲斐を感じるのはどのようなところですか。

公社が行う団地再生は、全く新たに創りなおすのではなく、団地にもともとあるものを時代に合う形や機能に更新したり、魅力として発信するなど、地域の力を活かす役割と考えています。若葉台の中心部には公社が所有する賃貸店舗や賃貸住宅があり、これを活用して周囲の分譲住宅を含めた団地全体の住替えや交流、魅力発信に役立てようとしています。
建替え事業では、古い建物を完全に新しくして価値を高め、今後何十年も使えるようにします。その一方で古くからお住まいの方にとっては、慣れ親しんだ建物や間取りがなくなり家賃が高くなり住み続けられないという課題もあります。
これに対し、最近はリノベーションや高齢者向け住宅の改修など、既存の建物を活かしながら、住む方の選択肢を増やせるようになってきました。若葉台でも賃貸住宅を玄関やトイレ・洗面をバリアフリーにして手すりをつけたり、高齢者が動きやすい動線の間取りにするなどの改修を進めています(下記写真参照)。
団地再生事業は、地域住民や団体の方々と様々な意見交換や課題共有しながら進めていきます。社会状況の変化と共に10年後予想どおりの結果に結びついているかわからないという緊張感や迷いが常にありますが、今できる最大限のことを確実にやるだけです。個人的には分譲住宅でも賃貸住宅でもスムーズに住み替えられ、良い住まいに多くの方が安心して住み続けられる世の中になればと思います。


Q4:公社への就職を考える方に一言お願いします。

公社は大規模な若葉台をはじめ、レトロな団地や、交通利便性が高いマンション型住宅など神奈川県内に数多く有し、今後もっと魅力的になれる余地が沢山あると感じています。初期の団地にはどうしたら快適に過ごせるかという工夫を見ることができますし、団地や建築が好きな方は興味を持つ職場だと思います。20〜30年という長期計画に基づく事業・工事が多いのですが、将来を感じられるダイナミックさがあります。
社内でも結婚・出産をしても仕事を続けている女性が増え、子育てと仕事の両立がしやすい環境になってきていると思います。
 
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関連サイト:団地未来
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