採用情報

2021-02-26

進むべき道を示し、背中を押してくれる先輩がいる 阿部 良人


賃貸事業部 賃貸企画課 平成13年入社

Q1:神奈川県住宅供給公社を就職先として選んだ理由を教えてください。

私が就職活動をしていた頃は、わりと就職が厳しい時で、何社も面接を受けました。内々定をいただいた会社がありましたが、大学の教授から公社のことを聞き事業内容に興味を持ち、大学で学んだ建築設備の知識が活かせそうだと思い公社に就職しました。
設備課に配属になりましたが、当時、先輩方はとても忙しく新人の私は電話番が主な仕事。たまに行く現場がとても楽しかったです。2年目になると給排水設備の担当者として現場を任されるようになり、施工者と打ち合わせを行い、現場の細かな収まりをチェックする仕事をしました。上司が「とにかく頑張ってやってみろ」と私に任せてくださる方で、失敗もありましたがやり甲斐を感じながら仕事が出来ました。
3年目から設計監理課で現場担当を務めさせていただきました。竣工直後の物件で、排水が上手く流れないという問題が発生し、関係者とあれこれ検討・調査を重ねお客さまの対応に追われたことがあります。自分の知識不足と経験不足を痛感すると共に建物は人の手で作るものであり、机上の計算と作図だけではうまくいかないものもあるという貴重な経験をさせていただきました。当然ですが、失敗には原因があって、原因がはっきりすれば、その対処方法も検討できます。ただ、原因をみつけることが意外と大変です。この時学んだのは、そのような経験・知識を個人で抱えるのではなく、組織へフィードバックすることの大切さです。自分の現場はこうというこだわりはあるかもしれませんが、先輩方の経験に耳を傾けさまざまな事例を知ることにより、事前に原因を潰すことができ、より良いものをつくることがきると思います。

会社説明会へ申し込むまで社名すら知りませんでした(笑)
 

Q2:現在担当している業務内容を教えてください。

現在、賃貸事業部の賃貸企画課で、公社本社ビル(横浜市中区)の改修計画と横浜若葉台団地(横浜市旭区)の空調設備改修計画を担当しています。

昭和48年に建てられた公社本社ビルの地下。当時から使用している設備の説明をする阿部さん

給排水設備の担当が長かったのですが、空調設備を担当するのは初めてです。分野・経験を問わずいろいろな課題に挑戦できることを前向きにとらえています。そう考えるようになったのは入社4年目の経験があるからです。公社の経営が低迷している時で、分譲住宅事業から撤退し、賃貸住宅の建替えも凍結。新規建設事業がなくなり賃貸住宅の管理業務を行う賃貸住宅課に配属となりました。技術系の業務にしか興味が無かったので、オーナー様やお客様対応が主である管理業務に最初は戸惑いました。「正直、やる気がでません」と上司に相談したところ「管理業務は、将来技術へ戻った時、良い糧になるから頑張りなさい」とアドバイスされ、とにかくやってみようと気持ちを切り替えました。管理物件へのお客様案内、家賃補助申請やオーナー様対応等を通じて、建物を所有している方がどのような建物運営を求めているか。賃貸住宅をお探しのお客様がどのような住環境を求めているか。現場担当に携わらせていた時には見ることのできない視点で建物を見ることができました。事務作業や電話応対も多く、悪戦苦闘の毎日でしたが、先輩や同僚の方に恵まれて何とか楽しく仕事をこなすことが出来ました。この時期の経験により、いろいろな角度から物事を見てみる意識を身につけることができ、その後のわたしの働き方の根幹になっていると思います。

いつも先輩のアドバイスに助けられています。
 

Q3:記憶に残る印象的な出来事があれば教えてください。

基本設計から施工監理まで担当させていただいた物件の仕事も印象的ですが、一番心に残っているのは3年目の経験です。仕事の流れがわかるようになり、現場を任されるようになりましたが、まだまだ若造。現場では年上の関係者との協議や、お客さまに説明して理解をしていただくために必死でした。当時、任されていた現場でトラブルがあり、深夜まで対応に追われていました。なんとか状況が収まった日の夜、帰り道にふと振り返るとそのマンションに灯りがともっているのが見え、それまでの苦労と安堵感、自分が携わった物件に人が生活をしているという感動が入り混じり、心の奥深くを揺さぶられました。今でもその時の光景をはっきりと覚えています。
現場でわからないことがあるとなんでも業者さんや職人さんに聞きまくりました。時には「あんちゃん、こんなことも知らないのか」と言われることもありましたが、皆さん丁寧に教えてくださいます。現場から学んだことが沢山ありますね。

現場でいろいろと勉強し、育ててもらったと感じます。
 

Q4:公社への就職を考える方に一言お願いします。

公社が所有する物件は多岐に渡るので、常に新しい発見があります。私が担当している給排水設備は急激な技術発展はしていないので大きく変わりませんが、さすがに昭和30、40年代に建てられた団地の設備改修に関わると今の基準では考えられない設計を見ることがあり、「えっ」と驚く新鮮さがあります。住宅の計画から入居者募集、管理運営まで全て行える会社なので、それぞれの視点で学ぶことが多いと思います。
団地は敷地が広く、隣の建物が離れているので窓を開けてもそれほど周囲の目を気にしなくても良いですし、日当たりが良く緑が多い環境はギュッと密に建っているマンションにはない贅沢さがあります。超高齢社会になり、エレベーターがない団地の不便さもありますが、ハード面ソフト面で老若男女が住みやすい住宅は何かを一つ一つ考えながら、今あるものを大切に使い続けることも公社の責任だと思います。新しい団地のあり方を一緒に考えて行きましょう!

公社本社ビルのすぐ横には、横浜スタジアムが。「試合中の歓声や花火なども聞こえますよ。」

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