2026-02-02
【つくった人×育てる人】日本大通り11階、リフレッシュコーナーの話
2024年8月、神奈川県住宅供給公社ビルは大規模修繕を経てリニューアル。それにあわせて、11階に新たにリフレッシュコーナーが誕生しました。
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仕事の合間にほっと一息つけるだけでなく、部署や世代を越えたコミュニケーションが自然と生まれるこの場所。
今回は、リフレッシュコーナーの魅力と、「つくったひと」と「育てているひと」に話を聞いて、そこに込められた想いもご紹介します。
コミュニケーションを生むスペース
リフレッシュコーナーは、
「リラックスできること」
「人と人が自然につながること」
この2つを大切にしてつくられました。
仕事の話はもちろん、趣味や休日の過ごし方。何気ない会話が、業務を円滑にするきっかけになることもあります。
仕事の合間や休憩中に、立ち寄ってお茶を飲んだり、本をめくったり、誰かと少し話をしたり。そんな何気ない時間が流れているのが、最上階にあるリフレッシュコーナーです。
ここに来ると、つながりが生まれる?人とのつながりが、業務のつながりに
リフレッシュコーナーには、交流が生まれる仕掛けが随所にちりばめられています。
本を通じて会話が始まる「図書コーナー」
本棚には、従業員が自由に持ち寄った本がずらり。建築・まちづくりの専門書から、旅行雑誌、エッセイまでジャンルはさまざまです。
特徴的なのは、本には手書きのメッセージカードを添えるルールがあること。
「フランスの団地の事例が載っていて面白いです」
「休日にこの雑誌を持って散歩してみてください」
など、おすすめする理由が書かれています。
このメッセージカードが交流のきっかけにもなっていて、
「○○さんおすすめの本、読みました!」
「本を持って実際に行ってきました!」
「この本、私も持ってます!面白いですよね!」
自然と会話が広がっています。
さらに、湘南・西湘のおいしいものを紹介しているフリーペーパー『海の近く』のバックナンバーや、1990〜2000年頃に発行されていた社内報『Wing』が並んでいたり、ちょっとした懐かしさを感じられるコーナーです。
給茶機前のちょこっと相談
水・緑茶・紅茶・コーヒーが飲める給茶機は、朝やお昼時には列ができています。
「昨日の野球の試合、見ました?」
「あ、ちょうどよかった。ちょっと相談なんだけど…」
そんな何気ない会話が、仕事をスムーズに進めるヒントになることもあります
小腹を満たす食品販売コーナー
お菓子やスナック、インスタント麺が並ぶ販売コーナーは、リフレッシュタイムの強い味方。
公社では、健康増進・生産性向上のため、午前・午後にそれぞれ10分程度、リフレッシュタイム(休息)を取ることができることにしています。
「ちょっと疲れた」「甘いものがほしい」というときに、販売コーナーのお菓子や給茶機のお茶を手に、従業員同士でちょっとした雑談がはずんでいる場面を見かけることがあります。
ストレッチして、リフレッシュ
ドーナツ型のバランスボールやストレッチができるゴムバンドも常備してあります。
肩甲骨をほぐして姿勢を整えるなど、デスクワークの合間に軽く体を動かすことで、気分もリセット!
心も体もリフレッシュ!今年度も公社従業員に向けたヨガセッション、スタートしました
掲示板でおすすめ情報をシェア
掲示板では、月ごとにテーマを決めて情報を募集。
例えば...
4月:公社ビル周辺のおすすめランチ
5月:お気に入りの映画・ドラマ
9月:おすすめラーメン
情報がどんどん書き込まれ、毎月掲示板がいっぱいになるほどの人気コーナーです。
スクリーンで映画やスポーツ観戦
スクリーンを使って、終業後に映画やスポーツ観戦を楽しむ従業員も。
リフレッシュコーナーは、部内や課内の懇親会、歓迎会など、社内イベントの場としても活用されています。 晴れた日には、横浜港や日本大通りの銀杏並木を一望できて、季節の移ろいを感じながら過ごせる空間。
なんと、海の向こうに東京スカイツリーも見えます!
対談「つくった人」×「育てる人」
本社ビル改修工事の担当として、この場所を企画・立ち上げをした新実さんと運営を担う総務部総務広報課の田坂さんに話を聞きました。
――改修する前は執務室だったんですよね。どんな想いでリフレッシュコーナーをつくったんですか?
新実:仕事をずっとしていると、疲れちゃいますよね。会議で「気分転換ができる場所があった方がいいよね」という話になって。
あと、本社ビル改修の設計をしていた時期はコロナ禍の真っただ中。在宅勤務が増え、人との関わりが減ったこともあって、「コミュニケーションがあったほうが仕事の効率が上がるよね」と、多くの人が実感していた時期でした。
リフレッシュだけでなく、「交流」も大切にしたい。それが、この場所づくりの出発点でした。
床材は、タイルカーペットの執務室とは違う床材にして、気持ちを切り替えやすいようにしています。
日本大通りの景色を楽しめるこの場所を、ただ眺めのいい場所で終わらせるのではなく、開放感のあるこの場所だからこそ、日常的に人が集い、自然と会話が生まれる空間にしたい。
そんな思いから、このリフレッシュコーナーを企画しました。
―― 実際に、交流は生まれていると感じますか?
田坂:掲示板のテーマを更新していると、ちょうど給茶機を使いに来た他部署の部長や課長が「今月は何のテーマ?」と声をかけてくれることがあります。
そこから会話が広がることも多くて、この場所がコミュニケーションのきっかけになっていると実感しています。
新実:最初は、何を書くかまでは決めていなかったんですが、「自由に使ってください」よりも、テーマがあった方が参加しやすいんじゃないかなと思って。
それに、担当だけでテーマを決めるよりも「聞きたいテーマを教えてください」と伝えたら書いてくれるんじゃないかと考えました。
田坂:テーマは正直ネタ切れしがちなんですが、みなさんにたくさん書いてもらえたので、今ではストックがかなり増えました(笑)
新実:運営側だけで完結させるより、いろいろな意見をもらいながら、みんなが参加できる場所になっていくのがいいのかな、と思っています。
―― 最初に意図していたことは、達成できていると思いますか?
新実:従業員全員にこの場所を使ってもらう、というのは難しいと思っています。
でも、来る人がそれぞれの距離感で関われる場所にはなってきたのかな、と感じています。
掲示板も本棚も、少しずつ利用する人が増えてきたし、関わり方に濃淡があってもいいと思っていて。
本棚も、自由に本を置いたり借りたりできる場所なので、借りる人もいれば、その場でパラパラ眺めるだけの人もいる。そういう使い方でいいと思っています。
私自身もいくつか本を置いているのですが、おすすめ理由を書いたメモを読んでくださった方から、研修で隣になったときに「本にはさんであるメッセージ、読んでいます」と声をかけてもらったことがありました。
ちょっとしたきっかけからつながりが生まれる。
そんな交流がいくつも見えてきていて、自分の中では、この場所はうまく育ってきているのかな、と思っています。
―― これから、どんな場所になっていってほしいですか?
田坂:使う人の声を取り入れながら、「こうだったらもっと使いやすい」「こんなのがあったらいいな」を少しずつ形にしていきたいです。
運営主導で決めるのではなくて、自由な場所だと思っているので、みんなで育てていける空間になればと思っています。
新実:給茶機やランチで使う方が多いと思いますが、田坂さんが工夫をしてくれていて、健康器具を置いたり、少しずつ楽しい空間になっていると思います。
今の使われ方でも十分うれしいですが、より多くの人が気軽に立ち寄れる場所になったらいいですね。
***
リフレッシュコーナーは、ただの休憩場所ではなく、人と人をつなぎ、仕事をしやすくするための空間に育ってきています。
リラックスすることで新しいアイデアが生まれたり、何気ない会話から相談が始まったり。
これからも、「つくった想い」と「育てる工夫」が重なりながら、公社のオアシスとして進化していきます。
田坂さん(2024年入社)
会社全体を支える裏方、総務部から考える公社の「働きやすさ」
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