2024-08-26
【職員の声】地域と大学の暮らしをつなぐ仕事

暮らしをつくる、笑顔でつなぐ「みらいへのプロジェクト」リクルート動画 (
https://youtu.be/LyhCfqIC8ss)賃貸事業部 運営企画課(2023年撮影) 1996年入社
Q1:神奈川県住宅供給公社を就職先して、どのようにキャリアを築いてきましたか?
私は大学が文系で、公社を志望する多くの学生のように「新しい建物をいっぱい造りたい」、「建築をやりたい」、「●●やりたい」とか、手に職があったわけではないです。好奇心だけは人一倍あったので、入社後にいろんなことにチャレンジさせてもらいました。
何ももってない。手に職がなく、取柄もないけれど、好奇心だけの私が今でも毎日楽しくお仕事させていただけているのは、従業員を応援する社風がある会社に救ってもらったところだと感じています。
Q2:入社後の人財育成環境について教えてください
スキルアップを非常に応援してくれる会社だと思います。
例えば、建築に携わる仕事を志している方だと、学校に通ったりだとか、教材にお金がかかることもあると思います。神奈川県住宅供給公社には、自己啓発にかかる費用を補助する制度があったり、職務に役立つ研修や講習に参加したいということがあれば、職員の年齢や役職に関わらず、温かく送り出す文化が根付いています。
2011年に会社の支援を受けて、社会人向けの大学院で2年間『公民連携』について学びました。「当時の私を応援してくれた上司や同僚、家族には感謝の気持ちでいっぱい」と語る水上さん
Q3:水上さんが携わる神奈川大学と連携したプロジェクトのきっかけについて教えてください
2020年に「竹山団地プロジェクト」が始動しました。これは、神奈川大学のサッカー部員たちが竹山団地(横浜市緑区)で寮生活を営みながら、地域貢献活動を行う取り組みです。
ことの始まりは、神奈川大学サッカー部の大森監督から、「サッカー部の部員たちを寮のように住まわせる場所を探している」という相談を受けたことです。お声がけいただいて、私が着想したのは「十分な空き家が確保できる」「地域活動の受け皿にもなる」「地元コミュニティが結束している」「神奈川大学のキャンパスに近い」条件を満たす場所。これは竹山団地しかないと提案し、神奈川大学との連携協定の締結に至りました。
サッカー部員がスタッフとしてお店に立つ「神大喫茶の前」で神奈川大学サッカー部大森監督(左)と
Q4:大学との連携がもたらした影響
普段から連合自治会の役員の方々とは定期的に接点を持っていますが、それだけでなく、これまで接点がなかった竹山団地の住民の方々からも、大学生との明るい挨拶や日常の交流について「非常にありがたい」「嬉しい」といった声を聞くようになりました。
また、連合自治会の方を通じて「こういった取り組みを進めてくれてありがとう」といった手紙をいただいたこともあり、地域全体で徐々に、そして確実に裾野が広がり浸透していると感じています。
2023年2月に行われた竹山団地連合自治会と神奈川大学サッカー部の合同防災訓練のテレビ取材対応をする水上さん
Q5:水上さんの「みらいへのプロジェクト」とは?
神奈川大学はもちろん、関連するNPOの方とも一緒に仕事をさせていただくのですけれど、学生がスタッフとして参加する機会もあります。「竹山団地プロジェクト」は、学生が単に住むだけでなく、地域とのさまざまな接点を持つことを目的として始まりました。それだけでなく、学生に新たなステージを提供する可能性もあるとも考えています。
このプロジェクトを起爆剤にして、新しい変化やアイデアが生まれ、地域との交流が深まることを期待しています。多くの方々から「いいね」と言ってもらえるような取り組みが一つでも生まれればいいなと思っています。
<注>この記事の取材・撮影は2023年に行ったもので、所属等も当時のものです。一部の写真など、それ以前のものも含まれております。
●関連動画

学生の活躍で地域活性「竹山団地で合同防災訓練」
https://youtu.be/COYshEg8-UI?si=w4JgEP9BvjpYT_LW
●関連WEBサイト
全力を注ぐことができる、そう言い切れる仕事に巡り会える(2020-12-15)
https://www.kanagawa-jk.or.jp/recruit/introduction/details.asp?id=21
【神奈川大学サッカー部×竹山団地】世代間交流を促進する竹山団地プロジェクトへかける思い(2024.02.05)
https://www.kousha-chintai.com/blog/efforts/post-48.php
大学との連携
https://www.kanagawa-jk.or.jp/action/renkei.html
職員の声一覧へ戻る