公社の団地を見て学ぶ!新入職員の団地見学ツアーに同行しました
2026年度、公社では3名の新卒職員を仲間に迎えました。
4月初旬、入社したばかりの3名と知識豊富な1997年入社のベテラン職員、2024年入社の採用担当(私)と公社の団地を見学しました。
公社では入社から1週間ほど研修期間を設け、公社の事業や取り組み、社会人としてのマナーを学ぶ研修を実施しています。
団地見学ツアーは新入職員研修の一環として毎年実施していて、公社の物件を実際に見て、触れて感じることのできる貴重な機会です。
午前9時、電車組は元住吉駅に集合し、今回の団地見学ツアーのスタート地点となる「フロール元住吉」(川崎市中原区)へ。物件へ向かう途中にある渋川沿いの桜並木には、新緑が入り混じり、春の訪れが感じられました。
私が新入職員として団地見学ツアーに参加した際も、満開の桜並木を眺めながらフロール元住吉へ向かいました。
当時は、外部の新入社員研修で学んだ社会人マナーを活かせるかドキドキしながらも、実際に団地を見学できることを楽しみにしていました。

フロール元住吉
関内にある本社から社有車で移動してきた組と合流し、フロール元住吉から団地見学がスタート!
フロール元住吉は、1952年竣工の北加瀬第1住宅と1954年竣工の北加瀬第2住宅を建て替えて、2020年に竣工した賃貸マンションです。
「人と地域をつなぐ賃貸住宅」を目指し、様々な取り組みに挑戦しています。
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居住者が自由に利用できるシェアラウンジや、地域住民も利用可能な地域交流スペース「TONARINO.」など、つながりを生み出す場が設けられています。
そして、フロール元住吉の管理人である守人(もりびと)が、マンション内の清掃や住民の相談対応などの管理人業務だけでなく、居住者同士のコミュニティ形成をサポートしています。

居住者専用シェアラウンジ前に掲示されている6名の「守人プロフィール」
守人として活動するスタッフの方から、守人の仕事やイベントの様子などについて、直接お話を伺うことができました。
4月に開催された植栽ワークイベントは、1年半ほど前に始まり、今回で4回目となりました。イベントの様子について、「ワークショップに参加する人だけでなく、イベントの様子を眺めながら楽しんでいる人もいます。」とのこと。
また、夏休みの自由研究の一環として参加するお子さんもいるそう。皆さんそれぞれの楽しみ方で参加しているようです。

上作延団地
続いて訪れたのは上作延団地(川崎市高津区)。
1960年代に建てられた団地で、開発当時は賃貸住宅の他に、分譲住宅や働く人たちのための産業労働者住宅(社宅)など、20棟近い建物が建設されました。
しかし、当時建てられた分譲住宅や社宅はすでに建て替えられています。
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築60年以上の居室内には、新しい物件では目にする機会の少ない設備がたくさん。
ここでベテラン職員から、「これはなんでしょう?」とのクイズが。
工事中のダイニングキッチンの床から、チューブの差込口のようなものが見えていますが、一体何に使うのでしょうか。
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新入職員の1人から「…洗濯機置場?」との回答が。
見事、大正解です!
昔の2層式洗濯機は今のものより奥行がなかったため、廊下に設置しても人が通ることができましたが、現在はダイニングキッチンに洗濯機置場を設置しています。

その他にも工夫が施された設備や部屋の様子に興味津々の3人。「これは何ですか?」「これはどうなっているのだろう?」と質問がとまりません!
実際に居室を見学することで、この部屋での暮らしが思い浮かべられます。

フロール梶が谷・不動が丘団地
続いて訪れたのは、フロール梶が谷(川崎市高津区)。こちらは1975年に建てられた不動が丘団地のうち、8号棟、9号棟を建て替え、2021年に竣工しました。

共働き世帯が増加する中、安心や快適さが感じられる賃貸住宅を目指して建てられ、居室内には共働き世帯の暮らしをサポートする様々な工夫が。
例えば、一部のクローゼットは扉の下部が空いている仕様となっていて、コンセントもあるため、お掃除ロボットのハウスを収納することができます。
お出かけ前にスイッチを入れてしまえば、ロボットがハウスから出てその日のお掃除が完了、自分でハウスに戻って再び充電します!
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また、1階には入居者専用のシェアラウンジも設置されていて、テレワークの際などに活用されているようです。
一方、不動が丘団地の8・9号棟は建て替えられましたが、まだ9棟が現役で活躍しています。
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昔は浴槽や風呂釜、瞬間湯沸かし器、カーテンレールや網戸も入居者自身が用意するルールだったそう。

建てられた時代が異なる物件を比べてみると、住まいがどのように変化してきたのかが分かります。
緑ヶ丘団地・フロール厚木緑ヶ丘
新旧さまざまな団地を見学し、多くの学びを得た新入職員たちは、川崎市宮前区にある中央卸売市場北部市場でランチを食べたのち、次の目的地である緑ヶ丘団地・フロール厚木緑ヶ丘(厚木市)へと向かいます。
緑ヶ丘団地は1964(昭和39年)に、工場勤務者の住宅として開発されました。
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2018年に公社は厚木市緑ヶ丘エリアの活性化に向けて、東京工芸大学と連携協定を締結し、「ミドラボ」という教育・研究プロジェクトを立ち上げました。
団地のオープンスペースを道でつないで新しい空間をつくる「オープンストリート」構想の実践や、あまり利用されていなかった団地の集会所を、“みんなの居場所”として定期的に開く「ミドリバ」の開催などを通し、地域コミュニティ活性化を目指しています。

「オープンストリート」構想によって団地の敷地内に作られた新たな「道」

「ミドリバ」が開催されている団地の集会所
また2025年には、緑ヶ丘団地の一部を建て替え、フロール厚木緑ヶ丘が誕生しました。
単身世帯から小さなお子さんのいる家庭まで、幅広い世代が安心して暮らせる住宅を目指し、5タイプの間取りが設けられています。
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新入職員の1人からは、学生の頃に部活動で近くを通ったことがあったけど公社の団地だったんだ!との話があり、新たな発見も。
公社の賃貸住宅は横浜市、川崎市をはじめ、神奈川県内に72物件あります。
意外と身近に公社の団地があるかもしれません。
大里団地
最後に訪れたのは、1951年竣工の大里団地(横浜市中区)です。(現在は、入居者募集していません)
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大里団地は、公社設立後2番目に建てられた団地です。
鉄筋コンクリート造の4階建てでこの時代では珍しい水洗トイレが完備されていました。

まるでタイムスリップしたかのような居室は、これまで見てきた物件とはまた違った雰囲気です。

74年の間に何度も原状回復や改良等を行っているため、当時のままではないものの、歴史ある物件を見学できたのは、貴重な体験でした。
最後に少し時間に余裕ができたので、見学する予定ではなかった「フロール横浜山手」(横浜市中区)や「フロール山田町(第1・第2・第3)」(横浜市中区)を車窓から眺め、「ルリエ横浜長者町」の居室を見学して帰路につきました。
団地見学後、新入職員3名に感想を聞いてみました。
「交流を生む空間づくりや、歴史ある住戸にみられる暮らしの工夫に触れ、住宅は暮らしの場であると同時に、地域とのつながりを生み出す場でもあるのだと実感しました。」
「一日で様々な団地を比較しながら見学する貴重な機会となり、各団地の特徴や魅力、課題点をあらためて発見することができました。」
「公社の住宅に住み続けたいと思ってくださる方がいるという話が印象的で、昔から住んでいる人も、これから新しく住み始める人も、公社の住宅で暮らし続けたいと思ってもらえるような住環境をつくり、維持するということを忘れずに仕事に取り組みたいと思いました。」
真剣に説明を聞き、各団地を見学している姿がとても印象的でした。今日の団地見学がこれからの業務に少しでも役に立てば嬉しいです。
昨年に引き続き、新入職員の団地見学に同行させていただきました。普段、業務で現地に訪れる機会が少なく、初めて訪れる団地を新入職員と一緒にワクワクした気持ちで見学していました。
また、今回は自分がこれまで学んできたことを新入職員に伝えることができた場面もあり、まだまだこれからたくさんのことを学んでいく立場ではありますが、自身の成長も少し感じることができました。
入社から2か月が経ち、今は先輩と一緒に、少しずつ業務に取り組んでいるようです。3人ともそれぞれの部署で頑張っています!
神奈川県住宅供給公社では、横浜・日本大通りから人と、まちと、くらしをつなぐWEBメディアKosha33ジャーナルや、公社で働く人たちのインタビュー職員の声(採用サイト)などを通し、当公社の取り組みや職員の働き方、各種イベントの様子などを紹介しています。
日々、新たな情報を発信していますので、ぜひご覧ください。
また、学生の皆さんに「公社で働く」ことをイメージしてもらうため、例年、オープン・カンパニー(企業研究)を開催しています。(本年度も夏期頃より実施する予定です)
【採用に関するお問い合わせ先】
神奈川県住宅供給公社
総務部 総務広報課 採用担当
電話番号:045-651-1842
