頻発・激甚化する災害に対し、災害が発生した場合の被害を最小化するための安全対策を講じるとともに、危機管理体制の強化を図る
住環境の整備
●建替物件では、防災井戸やかまどベンチ等の災害対策に必要な機能を整備する
防災井戸:フロール元住吉(左)、フロール新川崎(右)
かまどベンチ:フロール梶が谷
●土砂災害警戒区域等の指定範囲の確認や保有土地管理の計画的な予防保全を行う
防災活動・災害対策への支援
●居住者に向けて防災関連情報の発信や自治会などの防災活動への協力など支援を行う
●有事の際は、地方公共団体が実施する復興整備(一時提供住宅として空き部谷の提供等)を支援する
耐震性の向上
●神奈川県耐震改修促進計画に基づき2020年度に耐震化率95%以上の目標を達成、引き続き2023年度末までに耐震化率98%以上を目標とする
耐震ブレース設置:二宮団地
〈耐震化率推移〉
防災力の向上
●自治会等と連携し防災備蓄倉庫の設置と防災備蓄等の整備を進める
●火災や地震等の発生に備え各団地において防災セミナーの開催や消防訓練を実施する
●建替物件では、AED設置と必要に応じ救命講習の開催を行う
ハザードマップに基づく災害情報の整理
●保有する公社資産毎にリスクの洗い出しを行い、管理会社と情報を共有し対応策を検討する
危機管理の強化
●感染症対策ほか有事の際の対応マニュアルを作成するとともに時代の変化に対応した更新を行う
●関係機関等との防災協定の締結と災害時を想定したオペレーション訓練を実施する
被災者の住まいの確保
●災害支援活用用地(応急仮設住宅用など)として、一般賃貸住宅や駐車場の跡地利活用を検討する
高齢者住宅における災害発生への備え
●大雨等による浸水被害などが想定される施設の防災対策の強化や防災備蓄等を拡充する
●非常用電源の移設又は代替電源の確保
●防災備蓄(保存食等)や防災設備(簡易照明、発電機及び燃料等)の拡充など