横浜若葉台では、国の補助事業を活用しながら、住まいと暮らしの質を高める多様な取組みを進めています。
住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業
2013年度から2015年度にわたり、国土交通省の補助事業として、既存住宅の流通や賃貸化を促進するモデル事業に採択され、(一財)若葉台まちづくりセンターと連携しながら、以下各種の取組みを実施しました。
- 住替(分譲住宅を売買)したい人と移住(分譲住宅を購入)したい人をつなぐ、分譲住宅流通マネージメント
- 賃貸住宅への住替に対し、リノベーションの検討・実施※補助対象外
- 団地の魅力を入居する前に体験できる『体験入居室』を設置。住民連携による団地生活体験プログラム等の検討
- 生活利便施設(コミュニティダイニング・オフィス、子育支援施設、高齢者支援施設)を検討・整備
- 住民等との協働により、団地の魅力アピールツール作成・情報発信

主な取り組み

体験入居室
横浜若葉台へ入居をご検討されている方がお試しで宿泊できるお部屋。トータルコーディネートした家具や調度品をご用意しているため、身軽に宿泊体験ができます。体験入居室のフローリングには、伐採材であるクヌギを使用しています。

親と子のつどいの広場 そらまめ
横浜市補助事業「親と子のつどいの広場事業」に採択され、2014年に開所。地域の認定NPO法人若葉台が運営しており、未就学児の親子がともに育ち合い、ほっとくつろげる居場所づくりを進めています。2017年からは「一時預かり」を始めました。

コミュニティオフィス・ダイニング春
地域の活動・交流・ビジネスを支援する「コミュニティオフィス」、住民ボランティアによる「ダイニング(地域の食堂)」として運営されました。(2014年~2024年)。各種イベントの企画・開催や、子育て世代への情報発信を通じて、住民の交流を深め、世代をこえたコミュニティづくりに貢献しました。
(2024年運営終了)
人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業
「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」は、超高齢社会と多様性に対応した住まいとまちづくりを目指し、2021年度から2023年度に横浜若葉台で実施された国土交通省の補助事業です。
主な取組み
- 高齢者向け賃貸住宅の整備
- 車いす使用者向け賃貸住宅の整備
- 多様多世代の交流活動拠点「Wakka」の設置
- ペットロボットの効果検証
これらの取り組みを通じて、多様な人が共存するノーマライゼーションのまちづくりを実現し、普及・発展のきっかけとなることを目指しています。
子育て支援型共同住宅推進事業
子どもの安全・安心に配慮した住宅の新築・改修や、子育て期の親同士がつながりを持てる住環境づくりを目的とした国土交通省の支援事業です。
この制度を活用して、公社賃貸住宅初の子育て世帯向けリノベーション住宅が完成しました。
コンセプトは「安全に配慮した工夫で、子どもと一緒に安心した暮らしを。」
広々としたLDKや対面キッチン、ベビーカーも置ける玄関土間など、子育てしやすい工夫がいっぱいのお部屋です。
広々としたLDK。キッチン横は、子どもが遊べるスペースとしても。
カウンターキッチンから、リビングダイニングを見渡せます。
横浜版脱炭素化モデル事業
2023年度に採択された横浜市版脱炭素化モデル事業により、3年をかけてショッピングタウンわかば中央パーキング内に太陽光発電設備、蓄電池、EV充電器を設置しました。
この再生エネルギーを活用し、通常時の電灯電力のほか、災害時の電力供給など防災力の向上にも寄与されます。
太陽光発電設備
EV充電器
公社賃貸住宅の耐震化
横浜若葉台の公社賃貸住宅では、住宅の長寿命化を図るため、「新耐震基準」(昭和56年6月1日施行)以前に建てられた住宅については耐震診断を実施し、耐震改修が必要なすべての住棟で耐震改修工事を完了しました。
耐震改修事例
免震構造を採用した耐震改修
3-5棟および3-7棟では、免震構造を採用した耐震改修を行い(既存建物の中間階に免震層を設置)、大地震時の揺れの軽減と耐震性能の向上を実現しました。
【3-7棟の事例】
工事中(建物3階部分)
3階部分で建物を一旦切り離し、鉄板とゴムを複層させた免震積層ゴムを設置
免震装置の設置後(建物3階部分)
積層ゴム:地震時に変形し、揺れを伝わりにくくします
オイルダンパー:揺れのエネルギーを吸収・低減します
制震構造を採用した耐震改修
3-4棟では、制震構造を採用しており、建物北側(共用廊下の外側)に制震ブレース・袖壁を設置することで、住宅・施設の使い心地や眺望に影響を与えることなく、耐震性能を向上させました。結果として、全ての住宅、施設、店舗を使用しながらの工事を実現しました。
【3-4棟の事例】
制震装置の設置後(共用廊下・通路側)
制震ブレース工法
耐震ブレース・耐震壁の設置
3-6棟では、2階施設の一部に耐震ブレース・耐震壁を設置することで、耐震性能の向上を実現しました。
