取り組み方針
当公社賃貸住宅では、年々「住まい手の高齢化」が進行していることを受け、これまで行政や入居者等と連携し様々な取り組みを行っています。
こうした取り組みを加速させるべく、令和3年度に策定した経営計画における公社の役割のひとつとして「高齢者等が安心して暮らせる環境の提供」を掲げております。
これからも、関係者との協力・協働を通じ、課題対応に向けた取り組みを実践してまいります。
2026年7月16日更新
1 令和7年度の取り組み
① 孤立死等対策に関する協定締結について
平成26年度から各自治体様、各種団体様と「孤立死等対策に関する協定」を締結し、近年社会的に増加している孤立死等の防止に取り組んでいます。
協定締結先一覧(令和7年4月1日時点)
| 自治体 | 愛川町 厚木市 綾瀬市 伊勢原市 小田原市 川崎市 相模原市 座間市 逗子市 二宮町 平塚市 藤沢市 大和市 湯河原町 横須賀市 横浜市 |
対象戸数 13,419戸 |
|---|---|---|
| 団 体 | 神奈川県牛乳流通改善協会 神奈川県新聞販売組合 京浜新聞販売組合 神奈川県宅地建物取引業協会 東京ガス株式会社 厚木ガス株式会社 |
② 自治会・管理会社・公社での検討
平成24年度から、自治会・管理会社・当公社の三者による「孤立死等防止検討会」を発足し、団地内における孤立死を未然に防止し、ご入居者が安心して暮らせる住環境を維持することを目的として定期的に開催しています。
また、高齢化や単身世帯の増加に伴い、地域とのつながりが希薄になることで、団地内における孤立リスクが高まりつつあることから、当検討会を通じて、見守り体制の充実や課題の共有を図ることが重要となっています。
③ 団地みまもりサポーター事業
見守り活動や団地共用部の美化活動など、自治会の活動を支援することを目的とした「団地みまもりサポーター事業」は、令和8年3月31日時点で24の自治会に参加いただいています。ご入居者と距離が近い自治会は、管理会社や当公社への第一報通報者として安否確認時に大きな役割を果たしています。今後も取り組みの趣旨をご理解いただいた自治会と順次協定を締結し、見守りの輪の拡大のためにより一層注力していく考えです。 また、孤立死等対策に関する掲示や回覧等について、団地みまもりサポーター事業に参画している自治会の協力のもと、ご入居者への周知を実施しました。
④ 公社のみまもり支援サービス RefPaC(レフパック)
- RefPaCは㈱Rootsの登録商標です。
令和4年2月1日より、人の目による「外からの見守り」に加え「住宅の内からの見守り」を目的としたサービスを無償でご入居者に提供中です。このサービスは、ご入居者の自宅にある冷蔵庫やトイレのドアなどに通信機器を設置し、開閉による振動を生活リズムと捉え、このリズムの変化から安否の確認機会を電子メールでお知らせするというものです。

募集状況(令和8年3月末時点)
令和8年度末には全73団地中63団地まで対象団地を拡大し、下表のとおり、現在361名のご入居者にご利用いただいております。残る10団地の導入に向け、サービス提供に必要な電波の強度を確認しつつ、最終的には全ての団地にサービス提供ができるよう進めています。
| サービス導入済団地 | サービス募集対象者数 | 利用者数 |
|---|---|---|
| 63団地 | 2,414名(65歳以上の単身者) | 361名 |
⑤ その他の取り組み
1.継続している取り組み
- 管理会社による高齢単身ご入居者の見守り活動「ライフサポート事業」(平成25年11月~)
- 戸塚区地域ネットワーク見守り事業「みまもりネット」への事業者登録(平成28年7月~)
2.協定締結先への相談・連携等
- ご入居者に問題が発生し、当公社単独では解決が難しいとき、協定締結先が運営する地域包括支援センター等に相談させていただき、ご協力いただいた事例があります。

